2017年5月17日水曜日

Zen's Sharing49 5/7


 (29) <現在完了(継続)>

現在完了には、過去のある時点から現在まで「ずっと〜している。」「ある状態がずっと続いている。」という継続の意味もある。

現在:I am busy now.今忙しい。

過去:I was busy last week.先週忙しかった。

現在完了:I have been busy since last week.先週からずっと忙しい。

「ずっと〜していない。」という否定文を作る時には、have(has)+not +過去分詞の形で表す。

I have not been busy sine last week.先週からずっと忙しくない。

疑問詞howとlongを組み合わせた How long~?で、長さをたずねることができる。

物の具体的な長さだけではなく、期間の長さをたずねる時にも使う。

How long have you been busy?どれくらいの期間忙しいのですか?

For two weeks.二週間です。

Since last week.先週からずっとです。 


(ex.)

He has worked with us for 10 years.彼は10年間私たちと一緒に働いている。

How long have you waited for me? どのくらい私を待っていたのですか?

Himeji Castle has been under repair since three years ago.姫路城は3年前から改修中だ。

They’ve not appeared on the same TV program for a long time.彼らは長い間同じ番組に出たことがない

 (30)<現在完了(完了)>

現在完了3つ目の意味は、過去からの動作や出来事が現在すでに完了していて「〜したところだ。」「〜してしまった。」ということを表す完了。

I have just finished my work.ちょうど仕事が終わったところだ。

She has already submitted a material.彼女はすでに資料を提出してしまった。

have(has )+not +過去分詞の形にすると「まだ〜していない。」という否定文になる。

 I have not finished my work yet.まだ仕事が終わっていない。

yetは否定文で用いて「まだ」という意味を表す語。

have(has)を主語の前に出すと「もう〜しましたか。」という疑問文になる。

Have you finished your work yet?もう仕事は終わりましたか。

Yetを疑問文で用いるときには「もう」という意味を表す。

(ex.)

Your letter has not arrived yet.あなたの手紙はまだ着いていない。

Has Yumi come home yet?ユミはもう帰ってきましたか?

The last train of the Hanzomon Line has just left.半蔵門線の最終電車がたった今発車した。



Chilled Chinese noodles have just been cooked.ちょうど冷やし中華が出来上がった。



(31)<不定詞>

「〜したい。」というときには want to +動詞の原形で表す。wantは「欲しい」という意味の動詞。

want の後に続く to+動詞の原形を (to)不定詞という。

「〜すること」という名詞の働きをしている。


I want to watch TV.私はテレビが見たい。

主語が3人称単数の時や、過去の文の時は、wantの形が次のように変化する。

 He wants to watch TV.彼はテレビが見たい。

 I wanted to watch TV.私はテレビが見たかった。

「〜したくない。」という否定文を作る時には、wantの前にdon’tをつける。

I don’t want to watch TV. 私はテレビを見たくない。

不定詞は次のようにwant以外の動詞にもつく。

I need to go to the hospital.病院に行く必要がある。

Lisa is trying to eat natto.リサは納豆を食べようと努力している。

「〜したい。」にはwould like to~を使った表現もある。want to~より控えめな言い方。

I would like to drink my fill tonight.今夜は思う存分飲みたい。

通常 I’d like to~のように短縮して使う。

(ex.)

He doesn’t want to be a singer.彼は歌手になりたくない。

We decided to move to Australia.私たちはオーストラリアに移住することに決めた。

She began to eat sashimi of fugu.彼女はフグの刺身を食べ始めた。

(32) <want +人+不定詞>

自分以外の人に「〜してほしい。」という時にはwant+人+不定詞で表す。

人のところにはしてほしい相手を入れる。

I want to buy a book.私は本を買いたい。

I want you to buy a book.私はあなたに本を買ってほしい。

want以外の動詞でも同じような表現ができる。

We asked him to come with us.私たちは彼に一緒に来るように頼んだ。

I’ll tell her to call Lisa.私は彼女に、リサに電話するよう言うつもりだ。

He advised me to go there.彼は私にそこへ行くように忠告した。

would like to~を使うと  want+人+不定詞と同じような表現ができ、wantより丁寧な意味が現わせる。

I would like you to go there.私はあなたに、そこへ行ってほしい。

(ex.)

I want you to bring my bag.私のカバンを持ってきてほしい。

She advised me to have a good sleep.彼女は私に十分な睡眠をとるよう忠告した。

I wanted him to take a picture of me with maiko.舞妓さんと一緒の写真を彼にとってもらいたかった。

I asked her to put mayonnaise on rice.彼女にご飯にマヨネーズをかけるように頼んだ。



(33) <受動態>

「〜される。」と受け身の状態を表す言い方を受動態といい、be動詞+過去分詞で表す。

This cake is made by Yumi.このケーキは弓によってつくられる。

byは「〜によって」という意味で、誰によってされたことなのかを明確にする。

受動態の文を直訳すると「〇〇に寄って〜される。」だが、上の文の場合「このケーキはユミが作る。」となる。

「〜されますか。」と疑問文にするときには、be動詞を前に出す。

Is this cake made by Yumi?このケーキはユミにってつくられますか。

また「〜されていない。」と否定文にするときには、be動詞の後にnotをつける。

This cake is not made by Yumi.このケーキはユミによって作られていません。

過去のことについて「〜された。」というときにはbe動詞を過去形にする。

This cake was made by Yumi.このケーキはユミによって作られた。

受動態の文に、byが必ずつくわけではない。動作をした人が一般の人であったり、不明である場合は次のようにbyがつかないこともある。

This car is made in Germany.この車はドイツで作られている。

 English is spoken in Canada.英語はカナダで話されている。

(ex.)

Are these shops closed on Tuesday?これらの店は火曜日は閉まっていますか?

I was born in Japan.私は日本で生まれた。

2,000 yen bill is used in Okinawa.沖縄では二千円札が使われている。

People of the B blood type are said to be selfish.B型の人はわがままだと言われる。

(34)<疑問詞+不定詞>
 
where やhowなどの疑問詞と不定詞を組み合わせると「どこで(に)〜すべきか。」「どうやって〜するのか。」などの意味を表すことができる。

where to 「どこで(に)〜すべきか。」

I don’t know where to go.どこに行くべきかわからない。

how to ~「どうやって〜するのか。」



He doesn’t know how to make orizuru.彼は折り鶴をどうやって作るのかわからない。

when to 〜「いつ〜すべきか。」

Please tell me when to start.いつ始めれば良いのか教えてください。

want to 〜「何を〜すべきか。」

She understood what to do.彼女は何をすべきかわかった。

how to~は「〜の仕方」「〜する方法」という意味で使われる。「ハウツー本」などの語源になっている。

(EX.)

He’ll learn how to use a smart phone.彼はスマートフォンの使い方を習うつもりだ。

I want to know when to leave.いつ出発するのか知りたい。

I know where to go to see the yoru-kyara who talks a lot.よくしゃべるゆるキャラに会うには、どこへ行けばいいのか知っている。

(35)<間接疑問文>

I know の後に、疑問詞+主語+動詞を続けると、「何が(を)〜あんのかわかる(知っている)。」「いつ〜なのかわかる(知っている)。」「なぜ〜なのかわかる(知っている)。」
のような表現になる。

疑問詞を使った疑問文と比べながら分の形を見ると

I know what you are thinking.あなたが何を考えているかわかる。

疑問文:What are you thinking?あなたは何を考えているのですか。

I know when Satoru’s birthday is.サトルの誕生日がいつか知っている。

疑問文:When is Satoru’s birthday?サトルの誕生日はいつですか?

疑問詞+主語+動詞の部分は、文の中で1つの名詞のように使われている。
このような表現を間接疑問文という。

疑問詞から始まる普通の疑問文との語順に気をつける。

間接疑問文はknow 以外の動詞に続く場合もある。

I remember when Satoru’s birthday is.サトルの誕生日がいつか覚えている。

I can tell you where the post office is.郵便局がどこにあるか教えられる。

(ex.)

I know what time the meeting starts.何時に会議が始まるか知っている。

Do you know who set banana peel here?誰がここにバナナの皮を置いたか知っていますか?

Do you know where Ehime is in Shikoku?愛媛県が四国のどこにあるか知っていますか?

Do you know how he operates that robot?彼がどのようにあのロボットを操縦しているか知っていますか?