2017年5月26日金曜日

Zen's Sharing49 7/7


(43)<SVO1 O2の文型>


相手に対して何かをすることを言う時、例えば「・・・に〇〇をあげる。」という時には動詞のgiveを使って次のように表す。

 I’ll give Lisa this flower.リサにこの花をあげる。

この文で、Lisa とthis flower はどちらも目的語(o)。このような文の形を SVO1 O2の文型という。

give 以外にもtell,send ,show,lendなどの動詞を用いる時に、SVO1O2の文系になることが多くある。

Will you send me an e-mail?メールを送ってくれる?

Satire show me his album.サトルは私に彼のアルバムを見せてくれた。

I’ll lend you this book.あなたにこの本を貸すつもりです。

「・・・に〇〇をあげる。」の英文は次のようなものでした。

I’ll gibe Lisa this flower.リサにこの花をあげるつもりだ。

「〇〇を・・・にあげる。」と言う時には、次のように表す。

I’ll gibe this flower to Lisa.この花を、リサにあげるつもりだ。

「・・に」のところにtoがついて、to...とします。2つの文の語順の違いに注意しましょう。

I sent her a letter yesterday.昨日彼女に手紙を送った。

 What will you give him for his birthday?彼の誕生日には、何をあげるつもりですか。

Please tell me how to inflate a long balloon.長い風船を膨らませる方法を教えてください。




 (44)<不定詞の形容詞的用法>


物事について「〜するための〇〇」という時に、不定詞を使って表すことができます。

a thing to wear 身につけるための物

a thing to use 使うための物

something to drink何か飲むもの

文の中で使うと、以下のようになる。

 I have a thing to wear.身につけるものを持っている。

I went something to eat.何か食べ物が欲しい。

Would you like something to drink?何か飲み物はいかがですか?

to wear やto eat などの不定詞は直前の a thingやsomethings を説明している。

不定詞が名詞を説明する形容詞の働きをしている。


somethingは「何か、ある物」という意味で、肯定文の中で使う。

否定文や疑問文ではanythingという語を使います。

I don’t want anything to eat.食べ物は何も欲しくない。


(ex.)
I have a lot of work to do.やることがたくさんある。

Will you give me a bag to throw away trash in?何かをゴミを捨てる袋をくれませんか。

They have a small bag to put candies in.彼女たちは、雨を入れる小さな袋を持っている。

 (45) <SVOCの文型>


物や人の呼び名を伝える時に「・・・を〜と呼びます。」と言う表現を学ぶ。
どうしcallを使って表す。

We call him Satoru.私たちは彼をサトルと呼んでいる。

上の文で、himはcallの目的語(O),Satoruは目的語himを詳しく説明する補語(C)に当たる。

このように主語、動詞、目的語、補語から成り立つ文の形をSVOCの文型という。

SVOCの文型でよく使われる動詞にmakeがある。このmakeは「つくる」という意味ではなく、
「AをBにする。」という意味。
例えば

Your letter makes me happy.あなたの手紙が私を幸せにする。

I’ll make you a great singer.私はあなたを素晴らしい歌手にします。



補語にはhappyのような形容詞がくることもあれば、(a great)singerのような名詞がくることもある。

call AB(AとBと呼ぶ)の文で、AとBは、A=Bの関係です。

We call her Lisa.→herとLisa は同じひとりの人物のことを表す。


makeAB(AをBにする)の文で、AとBは、A=Bの状態の関係です。

Your letter makes me happy.→me がhappyな状態である。

(ex.)
I always keep my clean.私は部屋をいつもきれいにしている。

Don’t leave the water running.水を出しっぱなしにしないで。

We call Route 176 Inaroku.私たちは国道176号線をイナロクと呼んでいる。

He calls kara-age zangi. 彼は、唐揚げのことを「ザンギ」と呼びます。


 (46)<不定詞の副詞的用法>


行為や行動の目的を説明する「・・・するために〜する。」の表現も、不定詞を使う。

I learn English to talk with foreigners.私は外国人と話すために英語を習っている。

上の文で、to talk はどうしlearnの目的を説明している。話すために(to talk )習う(learn)ということ。

つまり不定詞は、動詞を説明する副詞として働いている。

「何のために(なぜ)〜ですか。」と目的を尋ねる時には、疑問詞whyを使う。

Why do you learn English?何のためにあなたは英語を習っているのですか。

Why~?の質問にいたいしては、because(なぜなら)から始まる文で答えていた。しかし、目的を尋ねる質問には、次のように不定詞を使って答える。

 To talk with foreigners.外国人と話すためです。

物事の原因や理由を説明する時にも、副詞の働きをする不定詞が使われる。

I’m glad to meet you.あなたに会えて嬉しいです。


(ex.)

They practice hard to with the next game.彼らは次の試合に勝つために、一生懸命練習している。

I go to a grocery to buy some foods.いくらか食べ物を買うために、食料品店へ行く。


She opened a faucet to have orange juice.オレンジジュースを飲むために、蛇口をひねった。

He left on a trip to look for a girl with pigtails.彼はツインテールの少女を探すために旅に出た。






 (47)<関係代名詞①>


which には「どちらの方が〜ですか。」と尋ねる疑問詞の意味とは、別の働きがある。

I live in a house.It has a blue roof.私は家に住んでいます。それは青い屋根を持っています。

which は上の2つの文を一つにまとめることができる。

I live in a house which has a blue roof.私は青い屋根の家に住んでいます。

which の後ろのhas a blue roofは、which の前のa house を説明している。この文でwhichは前後の内容を結ぶ役割をしている。このような言葉を関係代名詞という。

 This is the building which was built before the war.これは戦前に建てられた建物です。

Thi is the house which he lives in.これは彼が住んでいる家です。

This is the dog which she named Pochi.これは彼女がポチと名付けた犬です。

関係代名詞にはwhich の他にthat もある。
次のようにwhichをthatに置き換えることができる。

Look at the house which has able roof.あの青い屋根の家を見て。
              ↓ 
Look at the house that has a blue roof.

(ex.)

He collects old jeans which were made in U.S.A.彼はアメリカで作られた古いジーンズを集めている。

There is a rule which you must keep at sushi-age shops.串揚げ屋さんには、守らなければならないルールがある。

 (48) <関係代名詞②>

who も関係代名詞の一つ。人について説明する文で使われる。

①This is my friend who lives in America.こちらがアメリカに住んでいる私の友達です。


②There are boys who like soccer.サッカーが好きな少年たちがいます。

①の文の場合、who より後のlives in America はwhoの前のmy friend を説明している。

②の文の場合、who より後ろの後のlike soccer はwhoの前のboys を説明している。

whoは人について説明するときに使うが、thatに置き換えることもできる。thatは物を説明するときにも人を説明するときにも使える関係代名詞。

関係代名詞which ,who,that は次のように使い分ける。


which→物や事柄について説明するとき
who →人について説明するとき
that→人、物、事柄について説明するとき

(ex.)
There are a lot of women who wear leopard print.ヒョウ柄の服を着た女性がたくさんいる。

Look at the people who are running around the imperial Palace.皇居の周りを走っている人達をみてください。

The girl who wears a blue dress is walking in a golden plain.青い衣を着た少女が、金色の平原を歩いている。


 (49) <動名詞/接続詞>


動詞のstayにingをつけたstayingは「滞在すること」という名詞になります。動詞にingをつけて名詞になったものを、動名詞という。

「もし〜ならば・・・だ」の表現

I’ll stay at your home if I come to Japan again.もし再び日本に来たら、あなたの家に滞在します。

文と文をつなぐ働きをする語を接続しという。接続しには以下のようなものがある。

if(もし〜ならば)→ifの前が結論、後が条件を表す。

I feel sad if you cry.もしあなたが泣いたら、私は悲しい。

when(〜するとき)→when の前が結論、後がときを表す。
I had a dog when I was young.若いとき、犬を買っていた。 


 ifやwhen の前後の部分の順番は入れ替えることができる。
I feel sad if you cry →If you cry,I feel sad.

条件を表す部分を前にした場合は、結論を表す部分の前に、カンマ(,)を打つ。

(ex.)

Learning English is useful for work.英語を習うことは仕事に役立つ。

I’ll be home if it rains.雨が降ったら、家にいるつもりだ。

Dancing Awa Dance is my lifework.阿波踊りを踊ることが、私のライフワークだ。

When I  threw and broke the pot,I found the treasure there.ツボを投げて壊すと、そこに宝物が出てきた。