2017年5月26日金曜日

Zen's Sharing49 6/7

(36) <後置修飾>

「歌っている少女」のように、名詞について「〜している〇〇」と説明することがある。
このような場合、名詞+動詞のing形で表すことができる。

The girl singing enka is my cousin.演歌を歌っている女の子は私のいとこだ。

People waving to us are his family.私たちに手を振っている人々は彼の家族だ。

Satoru is the man driving a car.サトルは車を運転している男性です。 

 singingやwavingといった動詞のing形が他の国とともに__線の名詞を後ろから修飾している。

「名付けられた猫」のように、「〜された〇〇」と名詞を説明する場合は、名詞+過去分詞の形で表現される。

 He has a cat named Tama.彼はタマと名付けられた猫を飼っている。

 This shirt made in China is new. 中国で作られた(中国製の)このシャツは新品だ。

 I like the books written by Shiga Naoya.私は志賀直哉によって書かれた本が好きだ。


 この場合も、namedやmadeといった過去分詞が他の国とともに__線の名詞を後ろから修飾している。

ing形や過去分詞が、単独で名詞の前に置かれて、名詞を修飾する場合もある。

Here is  a sleeping dog.ここに眠っている犬がいる。

He likes boiled eggs.彼は茹でられた卵(ゆで卵)が好きだ。

(ex.)

That running man is my grandfather.あの走っている男性は私の祖父だ。

I can’t open the locked door.その鍵の掛けられたドアを開けることはできない。

That man wearing a mask is namahage.あのお面をかぶっている人がなまはげだ。

 

(37)<接続詞that> 



「私は〜と思う。」という時は、I think(私は思う)の後にthatと言い、その後に思っている内容を表す文を続ける。
この場合のthatは「あれ、それ」という意味ではなく、I think と思っている内容をつなぐ接続詞の働きをしている。

 I think that she is cute.彼女は可愛いと思う。

I think that Tokyo sky tree is cool.東京スカイツリーはかっこいいと思います。

I think だけではなくI know (私は知っている)を使って、同様の表現をすることができる。

I know that he lives in Tokyo.彼が東京に住んでいることを知っている。

「知っていること」を、接続詞that より後の部分で詳しく説明している。

 他に、I’m sure (きっと〜に違いない)

 I’m sorry(〜ということは残念だ)

  I hope(〜だと良いと思う)

  I belive (〜だと信じている)といった表現に接続詞thatを用いて同様の表現をすることができる。

 接続詞thatは多くの場合次のように省略されてる。

 I think that she is cute.彼女は可愛いと思う。

 I think she is cute.


 I think that it’ll be fine tomorrow.明日は晴れだと思う。

I’m sure that you’ll be pleased.あなたはきっと喜ぶと思う。

She said that karukan isn’t a food for cats.彼女は「かるかん」は猫の餌ではないと言った。

He decided that he would work to rise the status of Saitama.彼は埼玉県の地位向上に努めることを決めた。

(38)<SVCの文形>

「〜のように聞こえる。」と、聞いたことに対する印象を説明するときにはsoundという動詞を使う。

This plan sounds fun.この計画は楽しそうです。

That sounds interesting! それは面白そうですね。

「〜のように見える。」と物事の外見を説明するときにはlook
「〜の味がする。」と味覚を説明するときにはtasteを使う。

You look happy.あなたは幸せそうに見える。

This soup tastes good.このスープは美味しい。

上の文で、動詞の後に続くfun,happy,goodは主語This plan,You,This soupを説明して補う言葉。

このような語を補語といいCと表す。

This sounds interesting,のように主語、動詞、補語から成り立つ文の形をSVCの文型という。

次のような文もSVCoの文型。

He became a famous musician.彼は有名なミュージシャンになった。

I fell asleep.私は寝入ってしまった。

(ex. )
She seems to be ill.彼女は病気に見える。

The eggs have gone bad.卵は腐ってしまった。

Kusaya smells bad,but it tastes good.くさやは匂いは良くありませんが、味は美味しいです。



(39)<比較表現①>

AとBの2つの物を比べて「Aの方がBより〜だ。」というときの上限を、比較級と言います。
「AはBより美しい」はAis more beautiful than B.

moreとthanの間には形容詞や副詞がくる。

Her  bag is more e expensive than maine.彼女のかばんは私のより高い。

三つ以上のものを比べて「Aがもっとも〜だ。」という時の表現を最上級という。

「Aが最も美しい。」はA is the most  beautiful.と表す。

the most の後に来るのも形容詞や副詞。


Baseball is the most popular among my friends.野球は私の友達の間で最も人気がある。


「AはBと同じくらい〜だ。」はA is as ~as B.と表す。

 Lilies are as beautiful as roses.ユリはバラと同じくらい美しい。

 「AはBと同じくらい〜だ。」という時に使うA is as ~as B.の否定文A is not as ~as B.は「AはBほど〜でない。」という意味になる。

This book is not as interesting as that book.この本はあの本ほど面白くない。

(ex.)

Roller coasters are more exciting than merry-go-rounds.ジェットコースターはメリーゴーランドより興奮する。

The underground shopping area of Umeda is the most complicated in Japan.梅田の地下街は日本で一番複雑だ。

(40)<比較表現②>


比較表現にはmore やthe mostを使わず、ふくしや形容詞の形を変えるパターンもある。

比較級→ふくしや形容詞の後ろにerをつける。

Mice are smaller than elephants.ネズミは象より小さい。

Lemons are sourer than strawberries.レモンはいちごよりすっぱい。

最上級→副詞、形容詞の後ろにerをつける。

Mt.Everest is the highest mountain in the world.エベレストは世界で最も高い山だ。

This is the shortest way to the station.これが駅まで行くのに最も近い道だ。

比較表現の2つのパターンの内、どちらを使うかは

長い単語→ふくしや形容詞と一緒にmore やthe mostを使う。

 短い単語→副詞や形容詞の形を変える。



(ex.)

Fact is stranger than fiction.事実は小説より奇なり。

Satire gets up as early as Yumi.サトルはユミと同じくらい早く起きる。

Mt.Hiyoriyama is the lowest mountain in Japan.日和山は日本で一番低い山だ。



The red robot is there times faster than the green robot.赤いロボットは緑のロボットより3倍速い。

 (41)<比較表現③>

2つの物を比べて「どちらの方がより〜ですか。」と尋ねる時にはwhichという疑問詞と、形容詞や副詞の比較級を使う。

Which is more popular,baseball or soccer?野球とサッカーではどちらが人気がありますか。

Which are smaller,mice or rabbits?ネズミとうさぎでは、どちらが小さいですか。

二つの物のうち、「どちらが好きですか。」と尋ねる表現と答え方は以下の通り。

Which do you like better,apples or oranges?りんごとオレンジでは、どちらが好きですか。

I like apples better.りんごの方が好きです。

三つ以上のものについては、どれが一番好きですか。と尋ねる表現と答え方は次の通り。  

 What kind of sports do you like the best? どんなスポーツが一番好きですか?

I like figure skating the best of all.スポーツの中で、フィギュアスケートが一番好きです。

betterはgood,wellの比較級、bestはgood,wellの最上級。


 goodやwellは不規則変化する形容詞、副詞。

 many(多数の)とmuch(多量の、非常に)も不規則変化する形容詞、副詞で、以下のような形になる。

 比較級・・・more  最上級・・・most

(ex.)

Which is more difficult Japanese or English?日本語と英語では、どちらが難しいですか?

I feel better today than yesterday.今日は昨日より気分が良い。

Which do you like better,gyoza or shumai?餃子とシュウマイではどちらが好きですか?


(42) <It is …(for+人)to~>


物事について「〜することは難しい。」という時にはIt is difficult to~と表現する。

It is difficult to speak English. 英語を話すことが難しい。

誰にとって難しいのか明確に示す場合は、toの前にfor+人を入れる。


It is difficult for me to speak English.僕にとって、英語を話すことは難しい。

toの後ろに来る動詞は原型。to+動詞の原形なので、不定詞。
この不定詞は、名刺の働きをする。


 It is … (for+人)to~の表現は、物事の難しさや必要性などを表す時に、よく使われる。

 It is hard for me to finish all work today.私にとって、今日中にすべての仕事を終わらせるのは大変だ。

 It is necessary to post this letter. この手紙を投稿する必要がある。

 「誰にとって」を示す必要がない場合は、for +人の部分はなくても構わない。


「僕にとって英語を話すことは難しい。」を次のような英文で表すこともできる。

 To speak English is difficult for me.

この表現の仕方では、主語(__線部)の語数が多く長くなる。

英語では、主語が長くなるのを避けるので、It is …to~.として、主語を短く、分かりやすい文にしている。

 (ex.)

It’s hard for him to use computers.彼にとってパソコンを使うのは難しい。

It’s important to think about world peace.世界の平和について考えるのは大切だ。

It’s important for female college students to have a brand name bag.女子大生にとって、ブランドもののバッグを持っていることは重要だ。